36
香苗 「……ん……」
カーテンの隙間から光が差し込んでくる。
部屋の空気は朝のしっとりとした感じとは違う。
それになんだか少し頭が痛い。
こんなに目覚めが悪いのは久しぶりだ。
香苗 「……ん~今何時…?」
ベッドの上でゴソゴソと動きながら時計を手にする香苗。
香苗 「……えっ!?もうこんな時間!?」
時計の針の位置
↧