いった……、本当にいった……。マサルのそれの先からはまだドロドロと液体が流れ、体は
すべての関節から力が抜けたようにだらんとなった。マサルの精子は皮が防いだのか飛び散る
こともなく、ただ静かに溢れ出てきたのである。私もミサキもそれからしばらく動けないでい
た。摘まんでいる棒の弾力が次第になくなっていくのを感じる。白い液体が私の指の上にも流
れ、少し温かい。気が付けば、それは小指の第一関節
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