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Channel: 萌えた体験談データベース・新着体験談
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真夏の夜の夢[6]

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「違うよ。吉伸のパスが高すぎたの」 晩御飯はカツカレーだった。いつもと同じように食卓ではマサルの甲高い声が響き渡る。ミサキは器用 にもその会話に交ざることができるのだが、私は計画のことで気が気でない。ひたすらスプーンを皿と 口の間を往復させる。 「なんだ、ユー姉しゃべんないな。彼氏にでもふられたか?」、マサルはこれでもかというくらいにカ ツを口に含み、もごもごと言った。ちなみに私は「ユー

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