兄が立ち上がりその駅で私達も降りて、改札を抜けると、今度はバスに乗りました、一番後ろの席の真ん中に座るように言われ、兄は少し前の横乗りの席から私を見ていました、老夫婦や子連れのお母さんは前の方に座り、最後に真面目そうな中年男性が乗り込み、兄の前に座りました、その男性は私をチラ見して居眠りを始め、バスが止まる度に私をチラ見してきました、それを見た兄は、私に寝たふりするように合図して、小声でその男性に
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